大阪の土地活用による税金対策事例を紹介します。遺産分割・納税対策と相続税評価額を下げた事例について、どちらの事例も土地活用による税金対策方法となります。確かな税金対策の例として参考にしてみましょう。
遺産分割と相続税対策のためにアパートやマンションではなく、戸建て賃貸を6棟建てられた事例を紹介します。
関係者は、80代のお母様とお子さん3人。 最初はマンションを計画していましたが、市場調査から家賃が低く多額の投資を希望していなかったことから、戸建て賃貸の提案を採用。
複数の戸建て賃貸なら遺産分割もスムーズになり、分割しにくいマンションと違って一か所ずつ分けることもできます。
また、将来相続税を収めたり、ローンの支払いが苦しくなったりした時などにも数か所だけ売却することが可能。戸建て賃貸は個数こそ減りますが、マンションに比べて分割しやすく、すぐに売りやすいというメリットがあります。
またマンションはモノが大きいことと、収益評価により価格が決められることから、売価が低くなる傾向があるという難点があります。
しかし、戸建ては住宅の価格で一か所から売ることができ、その上土地を残せるという点について大きく評価されています。アパートやマンションに比べると数は少ないですが、税金対策として戸建て賃貸は有効な土地活用といえるでしょう。
相続税評価額を下げるために土地活用としてマンションを建てられた例を紹介します。
80代の奥様と50代の息子さん、お孫さん2人が関係者。地域で土地をたくさん所有しており現金も多いことから、相続の際にかかる税金について心配していました。 環境や市場の分析調査をした結果、高齢者住宅を建てて税金対策をすることに。
初期費用の住宅建設費用で借入をしなかったため手取り収入が多く、11年で総事業費を回収できると予想され実際に実現しています。
現金を建物に変えるだけで、土地の相続税評価額が下がるだけでなく、事業により現金収入が増えていくという良い結果に。
相続税対策には借金をすればいいと考える方が多いですが、今回の例のように借金なしでも評価額を下げることができ資産を増やす方法もあります。建物について確かな分析調査を行ったことも成功の要因といえるでしょう。今回のように確かな戦略を立てることで、リスクをとらない安定した土地活用をすることも可能です。