1週間単位で借りることができる「ウィークリーマンション」。契約が簡単なことと、家具が一式ついていることが特徴で、学生や単身赴任の会社員に人気があります。ここでは一般的な賃貸マンションと「ウィークリーマンション」を比較しながら、メリットやデメリットを分析していきます。
『ウィークリーマンション」とは、「短期から利用できる家具付賃貸マンション」。
「ウィークリーマンション」は最低契約日数が7日間、「マンスリーマンション」は最低契約日数が30日間。それを超えて利用する場合は、日割り計算で家賃を算出します。
ここでは「ウィークリーマンション」と「賃貸マンション」の基本的な要件を比較します。
ウィークリーマンション:ネット上から申し込み、鍵は郵送での受け渡しも可能
賃貸マンション:不動産会社に予約して見学し、対面で契約
ウィークリーマンション:家賃に光熱費や火災保険料が含まれているので無料
賃貸マンション:家賃とは別に光熱費や火災保険料を払わなければならない
ウィークリーマンション:家具や備品が室内にあり、すぐに暮らせる
賃貸マンション:家具や備品を自分で買わなければいけない
ウィークリーマンション:敷金や更新料は不要。家具や備品の減価償却費や水道光熱費が含まれている分、同じ立地・面積の賃貸マンションより割高
賃貸マンション:敷金や更新料が必要。家賃は同じレベルのウィークリーマンションに比べて割安
ウィークリーマンション:部屋に家具がついているので引っ越し代は安い
賃貸マンション:家具や備品を運び込むため、ある程度の引っ越し料金がかかる
「ウィークリーマンション」と似たものに「シェアハウス」があります。ウィークリーマンションとは異なり、寝室は個室ですが、リビングやキッチン、シャワーはは共同使用。一つの家を複数の人で共用して暮らすスタイルです。
土地活用の面から見ると「ウィークリーマンション」の利点は多いです。
「ウィークリーマンション」のデメリットは、入居者の出入りが激しいので、家具や備品の損耗が激しく、管理が大変なところ。
土地活用のアドバイスができる管理会社に依頼するとよいでしょう。